Claude MCPを使用しファイル操作、検索

はじめに

今回は、ClaudeのMCPを使ってリアルタイム検索して情報を取得したり、Localにあるファイルやディレクトリを操作してみました。

Claude MCP(Model Context Protocol)とは

Anthropicが開発しているフライ言語モデル「Claude」の機能の一つでAIとデータソースやサービスとを簡単に繋げられる仕組みです。 従来のClaudeではWEB検索のような機能にアクセスすることができませんでしたが、MCPを使えば最新のデータにアクセスして、 その情報を自分のPCに保存して活用することができるようになりました。

事前準備

環境

  • Windows11
  • node.js(v22.12.0)

Brave Search APIの導入

Claudeのプロンプトを使い、Web検索できるようにします。

1. API Keyの発行

Brave Search APIの画面を開き、API Keyを発行してください。 Landscape

2. claude_desktop_config.jsonに書き込む

Claude Desktopアプリを開き、設定画面(Control + ,)を開きます。
DeveloperタブのEdit Configを押すと、claude_desktop_config.jsonがあるディレクトリが開きます。 Landscape

claude_desktop_config.jsonをEditorで開き、Brave Search APIのKeyを入れます。

{
  "mcpServers": {
    "brave-search": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-brave-search"
      ],
      "env": {
        "BRAVE_API_KEY": "BraveのAPIKeyをここに入れる"
      }
    }
  }
}

上記のコードを入れたら保存し、Claude-Desktopアプリを再起動してください。(できない場合、PC再起動すれば動きました)

3. 起動確認

下記のボタンをタップし、

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brave_local_searchとbrave_web_searchが入っていたら成功です。

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実際に今日の東京の天気を聞くと、Brave-Searchを使用していいか確認されるので許可し

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これでClaudeのプロンプトでWeb検索ができるようになりました。

Filesystemの導入

Localにあるファイルやディレクトリ操作をできるようにします。

1. claude_desktop_config.jsonに書き込む

先ほどと同様にClaude Desktopアプリを開き、設定画面(Control + ,)を開きます。
DeveloperタブのEdit Configを押すと、claude_desktop_config.jsonがあるディレクトリが開きます。 claude_desktop_config.jsonをEditorで開き、「filesystem」の部分を追加します。 <ユーザー名>のところは自分のユーザーに変えてください。

{
  //先ほど入れた部分----------------------------
  "mcpServers": {
    "brave-search": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-brave-search"
      ],
      "env": {
        "BRAVE_API_KEY": "BraveのAPIKeyをここに入れる"
      }
    }
    //------------------------------------------
    ,
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@modelcontextprotocol/server-filesystem",
        "/Users/<ユーザー名>/Desktop"
      ]
    }
  }
}

上記のコードを入れたら保存し、Claude-Desktopアプリを再起動してください。(できない場合、PC再起動すれば動きました)

2. 起動確認

下記のボタンをタップし、

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数字が増えていれば、大体成功しています。
先ほどのBrave Search APIとの連携で以下のようなことができます。

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Desktopに上記の内容のテキストファイルが保存されていました。

最後に

Brave Search APIやFilesystemの他にも色々なServerが開発されているそうです。 Git関連やGoogleサービス、データベースとも連携できるのでぜひ興味がある方は実装してみてください。 最後まで読んでいただきありがとうございました。次回もぜひよろしくお願いします。

参考サイト

MCP Server
を参考にさせていただきました。